芝へお散歩
アート鑑賞録が滞っていますが、 昨日、芝界隈をお散歩してきましたので、 春の兆しをお届けしようと思います。 私が学んでいる、いけばな草月流。 その東京南支部が20周年を迎えた記念の花展が 東京プリンスホテルで開催されました。 「草月流東京南支部20周年記念 いけばな展 そのさき∞未来へ 」 東京プリンスホテル&ザ・プリンスパークタワー東京&隣接公園...
View Article1月のアート鑑賞記録 (2016、1)
*東京国立博物館 博物館に初もうで 毎年、年初の賑々しいトーハクに気合いを入れてもらいます。 東洋館も相変わらずの充実ぶり。 今年もよろしくお願い致します! 次回はお花見が始まっていそうです。 ブログ記事はこちら *サントリー美術館 水 ー 神秘のかたち サントリー美の「水」にまつわる企画の確かさに引き込まれた展覧会でした。...
View Article佐々木誠展『あらがねの土』 羽黒洞
木彫作家、佐々木誠展が湯島、受験生の守護神、湯島天神の真向かいにある 湯島ハイタウンというマンション1階の羽黒洞というギャラリーで開催されています。 明日、20日土曜日が最終日で、駆け込みをぜひお勧め致します。 2012年、何度かこのブログでもご紹介しましたが、 有楽町の国際フォーラムで開催中のアートフェアに佐々木誠さんの 木彫を拝見して以来、機会が許されるかぎり拝見してきました。...
View Article2016年いけばな協会展に参加してきました。
新宿高島屋で開催された2016年いけばな協会展に 今年も出品する機会を頂きました。 会期は2日から7日まででしたが、 1期の2日、3日、の展示期間に出品することとなりました。 花の命は短くて、出品作品は2日で次の作品と入れ替わります。 出品者の数もその分多い、という事です。 また、学んでいる、草月流ばかりではなく、多くの流派が参加します。 それが一番の特徴です。...
View Article山口裕子 日本画展 ーいとおしきせかいー・新生堂
何年か前、日本橋三越に出品されている若手画家の作品を拝見した折に どういうわけか、その若手画家の師匠、日本画家の巨匠とあんみつをご一緒する、 という奇遇を得て以来、 ずうずうしくも親しくさせて頂いている、山口裕子さんという 日本画家がいらっしゃいます。 その山口裕子さんの個展が 青山骨董通りのちょっとはいったところのギャラリー新生堂で開催されました。...
View Articleほとけの教え、とこしえに。 根津美術館
今年に入って初入館してきた根津美術館。 ほとけさまの教えを請うために、などという高尚な気持ちは持ち合わせていないのですが、 会場に入ると、美術館というより、 重厚なお寺の宝物館に入ったような気持ちとなりました。 「ほとけの教え、とこしえに。」というタイトルの企画展が 3月31日まで開催中です。 日本美術の上質な作品を鑑賞したいと望むならば、...
View Article日本美術全集完結記念講演会 拝聴記 丸ビルホール
あまり抽選にチャレンジできない日常なのですが、 運良く、今回小学館から出版される、 「日本美術全集」の編集委員のお二人の講演会が当選し、驚喜して参加してきました。 会場で、青い日記帳のタケさんにお目に掛かったら、なんと900名を超える募集があったとか! よく当たりましたね~と驚かれていました。 それもそのはず、会場丸ビルホールには...
View Article2016年 お花見の記録
今年は桜の開花宣言から、割合と肌寒い日が続いたせいか、 桜を楽しむ日が多かったように思います。 ご近所の穴場スポットや、ご縁のあるところなどに 出かけてきましたので、 記憶として、画像をご紹介します。 こちらは本当にご近所の桜スポットです。 屋台もなく、ブルーシートもなく、どんちゃん騒ぎもなく、 静かな、静かな、花の移ろいを見ることができました。...
View Article2月のアート鑑賞記録 (2016,2)
あべまつ行脚ブログ放置したまま、今日はこどもの日、立夏を迎えてしまいました。 2月に見ていたもの、ざっくりと記録しておきます。 *東京ステーションギャラリー (12/5~2/7) パリ・リトグラフ工房idemからー現代アーティスト20人の叫びと囁き 君が叫んだ その場所こそが ほんとの世界の真ん中なのだ。 原田マハさん近著の「ロマンシエ」と連動する形で企画された...
View ArticlePARISオートクチュール世界に一つだけの服 三菱1号館美術館
オートクチュール、憧れの世界です。 母が文化服装出身であり、私自身も服飾業界で働いていたこともあって、 服飾の持つ魅力からいまでもなお、心躍らされています。 イヴ・サンローランの映画公開を楽しみに見に行ったり、 毎年春秋に発表されるブランドハウスの作品をネットでみたり、 人を美しく魅せてくれる、物作りの文化の蓄積にリスペクトを捧げます。 遠く、パリに思いをはせていた時代から...
View Articleいま、被災地から 東京藝術大学大学美術館
あべまつ行脚、久しぶりの更新です。 一年余り、関わってきたことがようやく幕が下りる時を迎えました。 詳細をいずれ、と思いつつ、 告知などもブログ、Facebook開設などをしてもらっていたので、 そちらにゆだねていました。 少し、落ち着きが戻ってから、総括できればと思っています。 さて、多忙の中にも寸暇を拾って見てきたものがあったのですが、...
View Article川端康成コレクション 伝統とモダニズム 東京ステーションギャラリー
川端康成のコレクション、と聞いただけでそわそわしていました。 彼の目に叶ったものがどれだけ桁外れであったか、 古美術ファンならば垂涎ものを 易々と手に入れていたようで、 そのグレードの高さにも目眩を覚える方がいると思います。 いつか、その全貌を、鎌倉の旧宅で展示された様子を目にしたいと 願っていますが、もはや、叶わないことなのかも知れません。...
View Article古染付 石洞美術館
暑くなり、夏になると、やきものの世界は涼しい色の染付のものが似合う季節となります。 テーブルでも、どってり土っぽいものよりも、 白と藍色でせめてもの涼を感じたくなります。 その染付展が我が家の割合近く、千住大橋駅すぐの石洞美術館で 開催されています。 こちらの特に古染付の収集は群を抜いていて、 これまでもあちこちで開催された染付展会場で...
View Article東京国立博物館 2016年(平成28年)7月12日本館より
トーハクファンとしては、久しぶりの訪問となってしまいましたが、 相変わらずの、お宝三昧をしてきました。 なにしろ、「ほほえみの御仏」二つの半跏思惟像を 拝むことが叶わず、大変残念でした。 それでも、大急ぎで「黄金のアフガニスタン」に間に合うことができましたし、 今開催中の 「古代ギリシャ」展を見ることができました。 「黄金のアフガニスタン」展は藝術大学美術館とも関連した展覧で...
View Articleアート鑑賞記録(2016年 3月〜7月)
振り返れば、2月からアート鑑賞記録を放置、更新しないまま、 8月も後半に突入してしまいました。 3月から7月まで見てきた展覧会感想を簡単にメモ程度にアップしようと思います。 ・山口裕子展 新生堂 山口裕子さんの豊かな命への愛情がほとばしる作品群 裕子さんご本人ともお目にかかれ、タフに活動されていること 嬉しく思いました。...
View Article河井寛次郎と棟方志功 千葉市美術館
今月の28日まで、千葉市美術館で 「河井寛次郎と棟方志功」展 日本民藝館所蔵品を中心に という企画展が開催されています。 千葉市美は毎回、質量で降参する展覧会を開催してくれます。 今回も、盛りだくさんの展示に、負けないよう、 ランチをしっかり食べて、いざ!と会場入りしてきました。 入場者がまばらで残念でしたが、 見る方としては大変ありがたく、独り占め状態を堪能しました。...
View Articleミテ・ハナソウ展2016 佐倉市美術館
シーボルト展が佐倉の民博 国立歴史民俗博物館で開催されていることを NHK日曜美術館で知って、 佐倉の民博に未だにいけていないことも手伝い、 旧友オバサンズ3人で行ってみることにしました。 佐倉、という所を千葉県民経験者でありながら 川村美術館があること程度で、他は何も知らないことに愕然とするのですが、 生まれも育ちも市川住民の旧友と...
View Articleよみがえれ!シーボルトの日本博物館 国立歴史民俗博物館
老舗で充実のお蕎麦ランチを仕込んだ我らオバサンズ3名は 歩いて民博へ行く気力など毛頭なくて、 タクシーを呼んでもらって、いざ、民博。 あっという間の車移動に感謝です。 (しかし、ギラギラ太陽、暑すぎる!!) という枕を抱いたまま、 いざ、初民博潜入です。 一人はすでにここに来たことがあって、 何処にナ二があるって事をぼんやり覚えていたようです。 民博、中庭から。...
View Article佐倉市 国立歴史民俗博物館
国立歴史民俗博物館に初入館し、「よみがえれ!シーボルトの日本博物館」展を 移動も含めて色々達成感に包まれながら、 この民博の全体像がわからないまま、出るわけにはいかなかったので、 常設展巡りもしてみました。 常設の中でも企画展というのがあって、 「柳田國男と考古学」という展示に遭遇しました。 民俗学の大先生は、ご立派な業績すぎでまぶしいのですが、...
View Article東京国立博物館 2016年(平成28年)10月訪問
上野の東京国立博物館は、充実の企画展ラッシュです。 10月になって、ようやく年間パスポートを更新し、山雪描く愛らしい猿図の パスを手に入れました。 トーハクでは *東洋館 博物館でアジアの旅 (10月23日まで) *東洋館 上海博物館との競演 (来年2月26日まで) *平成館 禅 展 (11月27日まで 案外短期間なので注意です。) *平成館 企画展示室 特集...
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