没後10年記念 宗左近詩碑建立の活動に参加して
季節は巡り、今年はあと二月となりました。 約一年半前から活動していた、協賛金活動が無事終了し、 会計監査も無事に認められ、目標としていた 没後10年記念 宗左近詩碑建立 そのモニュメントが市川市里見公園内に まるでずっとそこに立ち続けていたかのように設置されました。 活動の進捗報告など、ブログやFacebookなどをもっともっと活用できれば...
View Articleアート鑑賞記録(2016年 8月)
年末間近だというのに、夏、8月からの記録で、記憶が危ないところ、ご容赦下さい。 *東洋・日本 陶磁の至宝 出光美術館 出光美術館は今年50周年記念を迎え、大々的な展覧会を開催してきました。 「美の祝典」では日本美術の潮流をくまなく観るとともに、 「伴大納言絵巻」の公開など貴重な展示品にも巡り会うことができました。 その後、開催されたのがやきものの至宝。 「東洋・日本...
View Articleアート鑑賞記録 (2016年9月)
秋の始まりは大変遅く感じた今年でしたが、各所で充実の展覧会が開催されました。 熱狂したのは、サントリー美術館での「鈴木其一展」で、3回通いました。 また、写真美術館が改装後リニューアルオープンに杉本博司展にも2回行きました。 アート鑑賞シーズン到来、という時がきた実感がぎゅんと迫ってきました。 9月の展覧会鑑を回想してみます。 9月 *はじめての古美術鑑賞 根津美術館...
View Article2017年 平成29年 謹賀新年
2017年、平成29年 新年あけましておめでとうございます。 昨年に引き続き、ゆるゆる遅延の「あべまつ行脚」をよろしくお願い致します。 今年は 年女、還暦を迎える、記念の一年となります。 まぁ、大変な年増になったものだと、他人事のように感じられます。 とはいえ、いつもながらのマイペース、気が向く風にふわりのりながら ゆるゆるお付き合いお願い致します。...
View Article2016年 アート鑑賞ベスト10
新年が明けてからの2016年アート鑑賞ベスト10となりました。 昨年は大きなイベントの事務局として活動に奔走していました関係で なかなかアート鑑賞の機会を得ることができず、 あたふたと過ごしてしまいました。 鑑賞すると言うことは、見る側のコンディションがとても重要で、 きちんと対峙することができなければ、 何も見ていないこととなります。...
View Article宇宙と芸術展 森美術館
2017年新年最初の美術鑑賞は 森美術館で「宇宙と芸術展」でした。 今年はブログ更新が遅延しない工夫として、 フライヤー画像をあげて、 とりあえずは簡単に感想を入れて、 展覧会に深い感想がある場合はあらためて記事にする作戦など 試行錯誤したいと思います。 以前のように 思いを込めてたっぷり時間をかけながら 作品と向かうような真面目な態度がかたむけられるかどうか。...
View Article入江泰吉作品展「心の原風景 奈良大和路」 フジフイルムスクエア写真歴史博物館
森美術館からミッドタウンのサントリー美術館へ移動し、 もう一度「小野田直武と秋田蘭画」展をみたいと思って外を歩いていました。 そこに、大好きな入江泰吉先生の写真がみえました。 吸い込まれるように、フジフイルムスクエアの中に入りました。 奈良には30代前半のころ、3年ほど移住していたこともあって、 思い入れのある懐かしい場所です。...
View Article白洲正子ときもの展 松屋銀座8階
年末年始の企画展として、ここのところ着物を特集するようになった 松屋銀座店ですが、今回は白洲正子さんのきものをとりあげました。 銀座界隈の和装店との協賛でもあり、ショップも和装店が出店し 銀座各店の和装店のサービスを銀ぶらしながら楽しめるような企画ももりこまれました。 旧友との恒例新年会は京都の香りがただようこじんまりとしたお店で...
View Articleあなたに続く森 青木美歌 展 ポーラミュージアムアネックス
金沢から友人が遠征してきて、 彫刻家、中村ミナトさんの個展で合流し、しばし歓談ののち、 ミナトさんと3人で晩ご飯をご一緒することとなりました。 その晩ご飯まで少し時間があったので、金沢の友人と銀座を散歩することとしました。 金沢より寒い、といわれたくらい身に染みる冷え込んだその夜は 黄昏をすぎてネオンが一段と煌めいていました。...
View Article東京国立博物館 2017/1/27 本館より
年初の東博にはあの、長谷川等伯の「松林図」がおでましで 賑々しく新年をお祝いする行事が沢山企画されていましたが、 なかなかそれを体験することができなかったのですが、 やっと1月27日に見てきたもの、画像でメモしておきます。 まずは縄文土器に初もうで。 深鉢形土器 縄文中期 解説を読むと、なんと、千葉県市川市柏井町 姥山貝塚から出土!...
View Article博物館に初もうで 東京国立博物館 2017
1月27日の初トーハクではありましたが、いつもながらの重厚充実の展示の中、 特集「博物館に初もうで 新年を寿ぐ鳥たち」をみてきました。 展示は1月29日までで終了しています。 本当に、トーハクは私立美術館の何倍ものスペースを何処よりも 安価でかつ、美麗優麗な建築物の空気感の中、好きなように歩き回ることができるのですから、 夢のような桃源郷だと心底敬愛を捧げます。...
View Articleいけばな展に出品 北千住マルイギャラリー
いけばな草月流は各地での支部活動も活発です。 私が所属しているのは、東京都北支部ですが、 その花展が2月10日〜12日まで 北千住マルイギャラリーで開催され、不肖あべまつも出品する好機を頂きました。 今回で支部展には4回目の出品となりましたが、 ちゃんと成長しているのだろうか、との疑問もありながら、 花展の経験値が少しずつ増えてきましたので、...
View Article第56回 2017 いけばな協会展 新宿高島屋11階催事会場
いけばな協会展に出品の機会を今年も頂きました。 出品したのは 3月8日、9日の2日間です。 花材がいきいきみられるのは短くて、2,3日で展示替えとなります。 家元クラスの大作はお手入れが大変ですが、 花材も吟味されたもので6日間展示されました。 日々、変化していきながら、堂々とその場を飾りきることも 大変な技術です。 2月の草月流北支部展の花展に出品した翌月に...
View Article金沢観光 2017年3月12日
3月11日に、ワクワクと金沢入りしました。 金沢がどんな街なのか、心そぞろに思いましたが、 ともかくはメインのイベントが終わらなければ、動きがとれませんでした。 会場までの移動とか、不安な点もありましたが、 無事にイベントが終了し、関係者お疲れ様の会が 画廊オーナー他、みなさま御贔屓のビストロで開かれました。 初対面の方々が多かったのにもかかわらず、...
View Article本田和の語りによる 宗左近 炎える母 金沢 STUDIO L.F.I
敬愛する宗左近氏の著作「炎える母」を 本田和さんの語り、映像と音楽のコラボで語るイベントが 旧知の金沢白山のギャラリー、ガレリア画廊オーナーのプロデュースで 開催されるという事を聞き、 これは現地に行かねばと心楽しみにしていました。 その日は3月11日。奇しくも、という日程ではありましたが、 イベント会場の空き状況がたまたまその日、だったとのこと。...
View Article挿絵本の楽しみ〜響き合う文字と絵の世界 静嘉堂文庫
今年も早、ゴールデンウィーク突入となり、 眩しい入学式を終えて、新学期が始まり、 学生、生徒のみなさんは初めてだらけの一月が終わり、ほっとする時、ではないでしょうか。 手にした真新しいテキスト本のなかには必ず挿絵、画像が掲載されていて、 ぱらぱらとめくったことも懐かしく思い出されます。 そんな学びのスタートの時、静嘉堂文庫美術館では 「挿絵本の楽しみ」として所蔵20万冊の中から...
View Article花*Flower*華 ー琳派から現代へー 山種美術館
桜が散り、あっという間に新緑、燕子花、藤、躑躅などの花々が咲き乱れる頃となりました。 その百花繚乱を集めて、山種美術館では 「企画展」花*Flower*華 ー琳派から現代へー が6月18日(日曜日)まで開催されています。 山種美術館のサイト 運良く、4月24日にその内覧会の機会を得ることができました。 我が家から地下鉄一本で訪問できることができる、...
View Article奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝 三井記念美術館
日本橋の三井記念美術館では 特別展 創建1250年記念 奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝 が6月11日(日)まで開催されています。 こちら サブタイトルに 元興寺、浄瑠璃寺、白毫寺、法華寺、岩船寺、称名寺、極楽寺他一文寺院の名宝も一同に とあります。 私が30才の頃、奈良に足かけ3年住んでいたこともあり、...
View Article2017年半年の振り返り
(神奈川県立近代美術館葉山から) いやはや、ブログ放置もここまでくると もはや、更新をやめているのかと思われても致し方ない状況です。 とはいえ、今年のイベント目白押しと、 パソコン前で落ち着いてカタカタすることもなかなか確保できず、 反省ばかりです。 というここで、今年、2017年の半年のふりかえり、 ザッとですがしたいと思います。 1月 宇宙と芸術展 森美術館...
View Article夏休みコレクション展北斎「冨嶽三十六景」 MOA美術館
熱海、MOA美術館がリニューアルオープンされ、 その素晴らしさを耳にし、目にし、早くこの目で確認できることを 願っていましたが、 ようやく、伊豆高原の両親宅から移動して、 なんとかその時を得て行ってきました。 伊豆方面も夏の景色とは思えない、雨模様続きで、 梅雨へ逆走しているかのようです。 夏休み中の家族連れなどでもっと賑わうはずでしょうに。...
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