草月の先生にお誘いを受けて
初めて立川の「国営昭和記念公園」に行ってきました。
開園30周年記念行事として
草月の西支部が参加して
第1回「よみがえる木々のいのち」展
テーマは「まつり」が開催中でした。
立川には時々、草月の西支部展が開催されるので、
駅前の高島屋に行くことがありますが、
昭和記念公園まで足を伸ばしたことがありませんでした。
しかし、一歩園内に足を踏み入れてその広大さにびっくりしました。
ここが東京かと。
草月の野外展示はなかなか見る事が出来ませんが、
この広々とした自然の舞台の中で
のびのびと巨大作品にもチャレンジできる有り難い場所でもあるのです。
園内の廃材を利用して、台風にも負けない強固な作品に仕上げることが
求められます。
東京農大、農友会華道部という学生グループも参加しています。
地図で場所を確認すると公園の三分の一程度。
最寄り駅は JR立川、青梅線の西立川、東中神、西武線の玉川上水、武蔵砂川。
まだまだその広さを実感できません。
初秋のとても良いお天気の日で、
お散歩にはもってこいの時間を過ごせました。
ランチは立川駅近くでとって、その後日本橋高島屋の
草月いけばな展、「花おどる」展に移動したのでした。
画像で昭和記念公園と草月の作品をご紹介します。
作品展は明日11月9日(土)までの開催です。
公園はこれから紅葉してますますドラマチックな色に変化していくのでしょう。
意外と近いので、丸一日、小旅行気分に浸れます。

水鳥の池に浮かぶ小島が愛らしい。

相次ぐ台風でお手入れ直しが大変だったそうです。


こちらは齋藤史門さん作品「廃墟」公園内へのゲートのようでした。

レモンの輪切りのような車輪がころころ。

園内でひときわ黄色くなっていたケヤキの大木。

竹取物語、というタイトルでした。




おっきなカタツムリ出現!

こちらは提灯

地上の花火 バッタもピョンピョン飛んでました。

斜面にはりついた大きな蜘蛛のような作品。タイトルは imagination

公園の広さが今ひとつわからなくなる景色。両サイドに銀杏並木が!

まだまだ青い銀杏並木ですが、中には銀杏をビッチリつけている樹もあって、
かぐわしい?香りを発散させていました。



花の時期ではない中、一番美しかったのは薄。尾花、といいたくなりました。



これはススキのなかま、パンパス。穂がシュッとしていて、花材にもよく使われます。


見事な松ぼっくり!まるで生き物が並んでいるようでした。
樹は松ではなくて、ヒマラヤスギ

黄色くなってきた銀杏の木。

2時間程度の滞在時間でしたが、
とっても癒やされる自然と作品群にすかっとリフレッシュできました。
次回は行けなかった日本庭園方面を目指したいものです。